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No.7 新入社員を迎えて

2006.4.10

 今春7名の新入社員を迎えました。新卒、中途、年齢、経験全てまちまちです。その中で4名の薬剤師さんを採用しました。

 正確に言いますと採用時点では2名の薬剤師さんと2名の薬剤師さん候補者でした。2名の新卒薬剤師さん候補者は、4月6日に晴れて薬剤師さんになれました。この2名の薬剤師さんは薬剤師国家試験の合否に拘わらず採用しようと決めていました。

 決めた要因は素直さと好奇心が旺盛だと感じたからです。素直さは聞く能力があることですし、好奇心は勉強意欲に繋がっていると私は思っています。薬剤師さんである限り調剤業務の勉強は基本ですが新卒の若い薬剤師さんは心理学、アロマ、伝統医療他も学びたいという意欲がありこの2名の成長と社会適応性に私自身非常に興味を持っています。会社としてもサポーターになるべく努力したいと考えています。

 一方、あと2名の薬剤師さんは中途採用者です。医薬品メーカー出身の方と調剤業務の熟練者で年齢は高齢です。当然2名とも永く社会人として活躍され、多くの歴史を背負ってきた方で異文化を会社に入れることは会社にとっても良い刺激を受けられると期待しています。

 新入社の方を迎えてその効果の第一は実は研修、教育する側にあるのではと思います。研修内容、スケジュール等の準備だけでも大変勉強になると思います。丁度他者の性格分析をするには自己が教育分析を受けなければいけない様に。また、伝え、表現することの難しさを体得するいい機会になると思います。

 色んな人が色んな過去の経験を抱えて会社という器に入ってきます。その縁はそれこそ奇跡的な確率でしょうから入る方も迎える私たちも“繋がり”を大事に丁寧に育てていきたいと思います。