株式会社プロッグ

No.40

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No.40 最近考えていること

2008.11.28

 今年の1月からネット販売店向けにバレンタイン向けの生チョコの生産を始めました。いつかは製造業(ものづくり)をしたいと考えていたので偶然の流れとはいえ嬉しい出来事でした。

 社会的に意味のある財、サービスの供給が事業の柱であるべきとの認識で会社運営をやってきました。具体的には当社以外に変わるべきものがない財、サービスの提供です。理想は高いと思います。今まで調剤薬局を始め医療器械の販売等第三次産業分類のサービス業をやってきました。それはそれで重要な事業です。ただ、私の事業をやるにあたっての判断の基準は、当社でなければ出来ない取引(財、サービスの提供)かどうかということが指針となっています。

 標準的な薬局は他社でも出来る、物販もしかり。私の考えている指針を敷衍すれば、いわゆる普通の薬局、普通の物販では駄目だということです。薬局であれば本来業務に何を付加するか、どんな評価されるサービスを提供するか未だ模索中です。薬剤師さんを始め関与する多くの人がそれを日頃から考え実行していかないと安定していると見える薬局も衰退していくことでしょう。

 物販業務も同じ視点から見直しが必要でしょう。発想がないなら見切る勇気も必要かもしれません。この分野においても新たな価値を付加する方策の提案を期待しているところです。

 さて、11月もあと数日で師走です。tot Factory(当社工房)はクリスマスケーキ戦争の真っ盛りです。生産を開始しまだ1年も経っていません。今年2月はビギナーズラックよろしく生チョコが大ヒットしました。ヤフー全国ランキング(個数ベース)で2位に入った時は感動しました。ものづくりの要諦を知った気がします。こうなれば当社の事業として本気でやろうと思いました。

 ネット販売は仕組みを知り、本物の商品を開発すれば、投資のタイミングを間違わなければ思いの他の反響を獲得することが可能です。2大ショッピングサイトの集客力とそのビジネスモデルは偉大です。それだからこそ個々の店は中途半端な気持ちで出店すべきではないと思います。現状のショップのその価格体系と商品の質には疑問を感じます。手にとって見ない商品を消費者は買う訳ですから、ショップの信頼を買っていることになりますし、身の回りでは手に入らない差別化された商品を高額で買っています。ショップにはその信頼に答える責任が当然生じると思います。

 このような中、大部分のショップは商社若しくは販売店です。色々な地域から商品を物色し、値付けをし、過大な広告、表現で客を呼ぶスタイルです。これでは長く持たないでしょう。

 私が標榜するのはユニクロじゃないけれど、差別化された商品の製造小売業です。それに実店舗を組み合わせケーキとかチョコに拘らない「食」を通じた大げさに言えば一つの生き方提案が出来れば最高です。実現の暁にはネット販売の小売価格体系が適正化され、それでも得た利益は良質な商品開発に再投資され、循環されます。どうでしょうか?

 時間が掛かっても一過性ではない、地に足着いた商品開発を行い、購入者がおいしくて、体に良くてと満足される世界を作ってみたい。

 数年前の映画「Autumn in N.Y」のワンシーン。レストランオーナーを演じるリチャードギアのセリフ。
  「食」とは?と聞かれ
  「あらゆる美の中で唯一心と体を満たすもの」
納得しました。

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